<在日中国人のブログ>帰化中国人が語る、「日本人として生きるのも結構タイヘン」

Record China    2010年8月3日(火) 19時0分

拡大

7月30日、日本人と結婚し日本に帰化した中国人による在日生活をつづったブログが、中国のブログサイトで人気を博している。写真は江蘇省南通市児童文化対外交流活動センターが主催した日中韓の児童の絵画展。

(1 / 4 枚)

2010年7月30日、日本人と結婚し日本に帰化した中国人による在日生活をつづったブログが、中国のブログサイト・新浪博客で人気を博している。以下はその内容。

その他の写真

昨晩、愛犬の散歩のついでにコンビニに立ち寄った。犬をつなぐため店の横に入り込んだところ、若い女の子がうずくまってタバコを吸っていた。不良少女が家に帰りたくないだけなのか?そんなことを思っていると、女の子が突然私に「こんばんは」とあいさつしてきた。驚いたが、良く見ると彼女はコンビニの店員だった。

店に入ると、先ほどの女の子は身なりを整え、笑顔を浮かべ大きな声で「こんばんは」と言った。私も先ほどの姿は見なかったことにして、改めて「こんばんは」と言った。店員が外であのように休む姿を見たのは初めてだったが、気持ちは理解できる。客の少ない時間帯に少し休憩をとろうと思ったのだろう。

日本のサービス業は非常に過酷だ。表情や声、細かいしぐさに至るまで厳しい要求が科せられる。日本に来たことがある人は「サービスが素晴らしい」と絶賛するが、その陰にある店員たちの努力や苦労は計り知れない。日本はサービス業に限らず、全般的に礼儀に厳しい国なのだ。

私はお姑さん世代の日本女性を心から尊敬する。以前1年ほど一緒に暮らしたのだが、その時に電話での敬語の使い方、知り合いや道行く人に会った際のあいさつの仕方まで実に様々な礼儀を教わった。その時の経験は今も生きている。昼間、高校で中国語を教えているが、すれ違った学生には必ず微笑みながらあいさつするよう心がけている。

ある日、「先生はなぜいつも笑顔なの?」と聞かれたので「神様が見ているから」と答えたが、「先生、神様なんていないよ」と返された。だが、神様が見ていなくても必ず誰かが見ている。笑顔と礼儀正しさは誰が見ても気持ちが良いもの。それにより、良い運気が舞い込んでくるような気がする。これは日本人特有のセールスポイントだと言えるが、10代の彼らには難しすぎる道理だったかも知れない。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携