新年を迎えて間もないこの時期、フランスのマクロン大統領が古代シルクロードの起点である西安を訪れ、初の中国公式訪問をスタートさせた。マクロン大統領は中国共産党第19回全国代表大会開催後、中国が招聘した初の欧州連合(EU)のメンバー国の大統領となった。西安を起点とするマクロン大統領の訪中は、中国の歴史や文化への敬意を示しているだけでなく、中国が提唱する「一帯一路」(the Belt and Road)との深い関係を感じさせる。そして次の「一帯一路」国際協力サミットフォーラムは来年、その陝西省西安市で行われる計画だ。マクロン大統領は西安の大明宮における講演と習近平(シー・ジンピン)国家主席に会見した際のいずれにおいても「一帯一路」イニシアティブを高く評価した。(文:王義●(木偏に危)中国人民大学国際関係学部教授。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)
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