2010年8月4日、非営利の国際学術研究団体、国際教育到達度評価学会（IEA）が世界21か国の小中学生を対象に実施した調査によると、中国の子供は、計算能力は世界一だったが、反対に想像力は最下位であることが分かった。長江日報が伝えた。

【その他の写真】

調査によると、中国の子供は計算力で世界一だったが、想像力は最下位、創造力でも後ろから5番目という結果だった。「自分は好奇心や想像力がある」と答えた割合もわずか4．7％で、「想像力や創造力を身につけたい」と答えた割合も14．9％にとどまった。

この結果を受け、劉道玉（リウ・ダオユー）元武漢大学学長は「伝統的な教育観念が子供から想像する力を奪っている。中国の教育改革は、子供の好奇心を育てることから始めるべきだ」との考えを示した。（翻訳・編集/NN）