Record China 2010年8月8日(日) 11時58分
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7日、中国中央人民ラジオ局は、江蘇省宿遷市で発がん性のある食用油が毎月500kgも消費されていると報じた。北京ダックを作る際に生じた廃油だという。写真は南京市の北京ダック店。
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2010年8月7日、中国中央人民ラジオ局は、江蘇省宿遷市で発がん性のある食用油が毎月500kgも消費されていると報じた。北京ダックを作る際に生じた廃油だという。
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じっくりとあぶられる北京ダック。その身からは香ばしい油がしたたり落ちる。しかしその油は発がん性があるため、食用は厳禁だ。だが、中国の屋台ではこうした北京ダックの油がひそかに使用されている。
取材によると、北京ダックの油はあっという間に売り切れるほどの人気商品。ある人気の北京ダック店で油を見せてもらったが、大きな桶に入った真っ黒な油からはなまぐさい鴨のにおいがただよい、吐き気がするほどだった。店の経営者は北京ダック店はほとんど油を売っており、大変な人気だと話した。
北京ダックの油は飽和脂肪酸を多く含んでおり、発がん性が高い。また酸化しやすいため臭みもあり、いわば廃油の一種。宿遷市人民医院の栄養学専門家である朱秋霞(ジュー・チウシア)氏は、北京ダックの油は「地溝油(下水油)」以上に危険だと懸念している。(翻訳・編集/KT)
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