2010年8月13日、AFP通信によると、欧州最大の自動車メーカー・独フォルクスワーゲン社は7月期の世界自動車販売台数が前年同月比2．9％増の57万2200台だったと発表した。網易が伝えた。

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今年1〜7月に、フォルクスワーゲン社は400万台以上の乗用車を販売。同社史上最高となった。Christian Klingler販売マネージャーは「今年上半期は大成功でしたが、下半期の出だしとなる7月も素晴らしい成果を収めました」とコメントしている。しかし7月期の伸びは1〜6月には及ばない。Klingler販売マネージャーは今後、数カ月にわたり世界市場が回復、他社との熾烈な競争が繰り広げられると分析している。

また13日にはドイツの第2四半期GDP統計も発表された。前期比2．2％と1990年の統一ドイツ誕生以来最高水準を記録している。自動車産業の輸出増が経済成長を牽引する一つの要因になっているという。

フォルクスワーゲン社は2018年までにトヨタを抜き、世界最大の自動車メーカーになるという目標を掲げている。現在、中国はフォルクスワーゲン社にとって最大の市場となった。今年1〜7月、中国での販売台数は前年同期比42．2％増の111万台。アジア全体でも42．4％増の123万台を記録している。

フォルクスワーゲン社の主力ブランドはやはりフォルクスワーゲンで、今年1〜7月にかけ、前年同期比14％増の262万台を販売した。一方、高級車種のアウディも好調で17．4％増の64万6300台となった。中国市場及び米国市場で販売台数の記録を更新している。（翻訳・編集/KT）