2010年8月、中国衛生部ウェブサイトは、エイズ感染予防、死亡率低下、エイズ感染者のクオリティオブライフ向上を目指す計画を制定中だと発表した。12日、中国新聞網が伝えた。

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11日、中国衛生部の尹力（イン・リー）副部長は国連副事務局長、国連合同エイズ計画事務局局長のミシェル・シデベ氏と会談した。席上、尹副部長は中国のエイズ感染状況と予防活動、そして今後の計画を紹介した。

中国は2011年から2015年の第12期5カ年計画期間に、エイズ感染予防、死亡率低下、エイズ感染者のクオリティオブライフ向上を目指す計画を実施するという。エイズへの取り組みは積極的に進められており、財政支出は2001年の1億元（約12億6400万円）から2010年には20億元（約253億円）にまで増額されている。

シデベ局長は、中国がエイズ感染者に対する入国禁止制限を解除したことを高く評価。今後もハイリスクグループの予防活動を重視し、また非政府組織(NGO)の力が発揮できるようにするべきだとコメントした。（翻訳・編集/KT）