<中国気になる話>日本の強制連行による死者を悼む式典が開催―南京大虐殺記念館

Record China    2010年8月16日(月) 10時34分

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15日、江蘇省南京市の南京大虐殺記念館では戦勝65周年記念特別展示の開幕式が行われた。日本人による強制連行で死亡した中国人6830人を悼む展示も行われた。写真は昨年12月、南京大虐殺記念館で行われた虐殺72周年記念式典。

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2010年8月、レコードチャイナのライターによるブログ「Kinbricks Now」は、南京大虐殺記念館で開催された終戦65周年式典について取り上げた。日本で死亡した強制連行の中国人を悼む展示も行われたという。

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2010年8月15日、江蘇省南京市の南京大虐殺記念館では「世界反ファシズム戦争」及び「中国人民抗日戦争」の戦勝65周年記念特別展示の開幕式が行われた。日本人による日本への強制連行の後、死亡した中国人6830人を悼む展示も行われた。中国918愛国網が伝えた。

南京大虐殺記念館の広場にずらりと並べられたのは6830足の布靴。日本の日中友好団体による、日本で強制労働させられ死亡した中国人を悼む展示だ。靴を並べる作業は14日午後4時半から始まった。最高気温40度近い猛暑の中、作業は続き、8時過ぎにようやく終了した。

会場には強制連行の生存者も呼ばれ、若者たちに当時の経験を話した。「靴どころか、服も着せられないまま、埋葬された人もいました」と振り返っている。死者を悼む展示には「感動しました。こんな素晴らしい活動を考えた主催者は感謝したい。亡くなった友人たちをしのぶ一番いい方法です」と話している。(筆者:chinanews)

■中国在住経験を持つ翻訳者Chinanews氏は、ニュースサイト「Kinbricks Now」「21世紀中国ニュース」を運営。ネットの流行から社会事情、事件、スポーツ、芸能など中国関連のトピックを幅広く紹介している。

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