2010年8月18日、雲南省怒江リス族自治州で同日午前1時30分（現地時間、以下同）ごろ、大規模な土石流が発生し、同11時までに67人が行方不明となっている。中国新聞社が伝えた。

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土石流が発生したのは同州の貢山トールン族ヌー族自治県普拉底郷。大量の土砂や泥水が怒江（サルウィン川）に流れ込み、水位が一時6mほど上昇した。発生後、武装警察や医療チームなどがただちに現場に急行。雲南省の劉平（リウ・ピン）副省長が救援チームを率いて現場入りし、救援活動の陣頭指揮をとっている。現地では今もなお雨が降り続いているという。

雲南省国土資源庁によると、現場は同省が定めた地質災害重点防止区域で、雨期の集中豪雨により、たびたび大規模な土石流が発生している。7月26日にも同県内の発電所建設現場が土石流に襲われ、作業員11人が死亡した。（翻訳・編集/NN）