天才デザイナーがファッションで描く「チベット」(1)―北京市

Record China    2006年12月17日(日) 21時2分

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中国のトップデザイナーといわれる張肇達氏の手による、チベットをテーマとしたファッションショーが北京市で行われた。海外でも大きな注目を集める張氏の作品を見るために、多くの人がつめかけた。

2006年7月、世界が注目するチベット鉄道が開通し、現在試運転が行われている。北京、上海広州(こうしゅう)、成都(せいと)が始発となる4本の鉄道が、「世界の屋根」と呼ばれるチベット高原とつながった。これにより最近まで未知だった高原文化が中国中でブームになっており、ファッション業界にも同様の動きが起きている。

そのチベットファションブームの火付け役に、今熱い注目が集まっている。その人はMARK CHEUNG(マーク・チョン)社のチーフデザイナー、張肇達(ジャンジャオダー)氏。張氏は1961年に広東(かんとん)省に生まれた。1985年、第1回粤港春夏ファッションコンテストにおいてベストワンに選ばれ、86年ニューヨークに渡り、米HERO社のファッションデザインを手掛ける。91年にMARK CHEUNGブランドを発表。95年、「第1回中国ファッションベストテン」に入選。現在はMARK CHEUNG社及び、中国杉杉(集団)公司のチーフデザイナーとして活躍している。

今年の11月21日、北京市の高級ホテル・中国大飯店のホールで、チベットをテーマにしたMARK CHEUNGのファッションショーが行なわれた。中国のトップデザイナーとの誉れが高い張肇達氏の作品をひと目見ようと、世界各国の取材陣がここに殺到。みんな張氏の新作を、自分の目で確かめたくて仕方がないのだ。

天才デザイナー・張肇達氏の手による、チベットをテーマにしたファッションショーとは一体どのようなものなのか。レコードチャイナでは今夜、ショーの様子をお伝えしていく。

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