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27日、北京市工人体育館で、ロックイベント「怒放ロック英雄コンサート」が開催されたが、北京市治安総局は出場した12バンドのメンバー全員に尿検査を命じたという。写真は27日、同イベントの記者会見。
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2010年8月27日、北京市工人体育館で、ロックイベント「怒放ロック英雄コンサート」が開催されたが、北京市治安総局は出場した12バンドのメンバー全員に尿検査を命じたという。28日、成都晩報が伝えた。
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このビッグイベントには崔健(ツイ・ジエン)、黒豹など中国が誇るロックスター13人が集結。6万人という空前の規模の観客を集めた。まさに中国ロック史に残る夜となったが、別の意味でも歴史的な一日となったようだ。
27日未明、中国ナンバーワン女性ピアニストの誉れも高い万菲(ワン・フェイ)はマイクロブログに「さっき通知を受け取りました。出番が終わっても出演者は現場を離れることは厳禁。尿検査を受けるように、だって。本当だとしたら世界のロック史に残る事態だね」と書き込んだ。書き込みはあっという間に転載され、話題となった。
本当に尿検査が行われたのだろうかか。27日、成都晩報記者は主催者に電話で取材した。主催者は通知が事実だと認めた。あまりのことに驚いたが、出演者は「ロックはクリーンで健康的なもの」だと全世界に証明するチャンスだと、逆に賛同したという。ロックバンドといえば、ドラッグを連想する人も多いだろうが、今のロッカーたちはみんな健康的だと主催者は語った。コンサート終了後、果たして検査が実施されたが、誰一人として陽性反応はなかったという。(翻訳・編集/KT)
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