外国製粉ミルクの代理購入も割高に、個人郵便物の免税限度が大幅引き下げ―中国

Record China    2010年9月1日(水) 20時32分

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8月30日、中国で個人郵便物の免税限度額が9月1日から現行の10分の1程度にまで下がることで、代理購入業者を通じて外国製粉ミルクを調達している母親たちが悲鳴を上げている。写真は外国製粉ミルクが並ぶ中国のスーパー。

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2010年8月30日、中国で個人郵便物の免税限度額が9月1日から現行の10分の1程度にまで下がることで、代理購入業者を通じて外国製粉ミルクを調達している母親たちが悲鳴を上げている。新民晩報が伝えた。

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中国税関総署によると、これまでは香港、マカオ、台湾からの郵便物は400元(約4900円)以下、海外からのものは500元(約6100円)以下が免税の対象だったが、9月1日からは一律50元(約610円)以下にまで下げられる。これに頭を抱えているのが、代理購入業者を通じて外国製粉ミルクを調達している若いママさんたちだ。

近年、メラミン入り粉ミルク事件などにより国産粉ミルクに対する信用は失墜。どんなに高くてもわが子には外国製粉ミルクしか与えたくない、と考える母親が増えている。中国国内でも外国製粉ミルクは販売されているが、これまでは代理購入業者を利用した方が郵送代を加えても安上がりだった。

中国税関総署が新たな政策を発表したのは7月2日。それ以降、駆け込み購入する母親が増えており、オンラインショッピングサイト最大手・淘宝網(タオバオ)の複数の代理購入店オーナーは「みなさんまとめ買いしています。1人平均6缶はくだらないですね」と話している。(翻訳・編集/NN)

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