2010年8月31日、軽トラックとSUVメーカーの長城汽車が、2012年末までにフィリピンなど5カ国に組立工場を新設する考えを明らかにした。中国の複数のメディアが伝えた。

5カ国は他にマレーシア、セネガル、ブルガリア、ベネズエラ。各国で投資パートナーを募集した上で新設する。5カ国の年産能力は計10万台を超える見込み。

また同社は海外での販売台数を、2015年までに年54万台に引き上げる方針で、年間生産台数（180万台）の30％に相当する。

同社は今月20日、今年中間期の業績を発表し、純利益が前年同期比230．5％増の8億6707万元に拡大したことを明らかにした。売上高は77．0％増の91億2454万元。消費刺激策を追い風に、販売が拡大した。販売台数は70．6％増の14万8152台を記録している。（翻訳・編集/東亜通信）