<中華経済>中国自動車メーカー、開発競争に後れ

Record China    2010年9月1日(水) 23時12分

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1日、海外の研究機関がこのほど発表した2009年の研究開発費投入額の世界企業番付1000社には、トヨタ、フォルクスワーゲンなどの自動車メーカー20社が入ったが、中国は東風汽車の1社のみだった。写真は長城汽車の生産ライン。

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2010年9月1日、海外の研究機関がこのほど発表した2009年の研究開発費投入額の世界企業番付1000社には、トヨタフォルクスワーゲン(VW)などの自動車メーカー20社が入ったが、中国の自動車メーカーでリスト入りしたのは東風汽車の1社のみだった。中国は米国を超えて世界一の自動車消費市場になったが、メーカーの研究開発競争は後れているようだ。中国の複数のメディアが伝えた。

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東風汽車が09年に投じた研究開発費は売り上げの2.1%に相当する1億4700万ポンド(約191億円)で、圏内入りした世界の同業20社の中で、韓国の双竜汽車の次に少なかった。

業界関係者によると、グローバル企業の研究開発費は売り上げの5〜6%の水準が普遍的だが、中国企業は1〜2%にとどまっている。国内の豊富で低価格な資源をいかに効率よく研究開発につぎ込めるかが、中国自動車業の国際的な競争力を左右するカギになりそうだ。(翻訳・編集/東亜通信)

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