アジア太平洋地区のPPPベース1人当たりGDP、1位シンガポール・日本5位・中国12位―アジア開発銀行

Record China    2010年9月5日(日) 9時10分

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3日、アジア開発銀行はこのほど、報告書「2010年アジア太平洋地区重要指標」を発表した。中国の1人当たりGDP(購買力平価換算)は地域12位となった。写真は中国の紡績工場。

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2010年9月3日、アジア開発銀行はこのほど、報告書「2010年アジア太平洋地区重要指標」を発表した。中国の1人当たりGDP(購買力平価換算)は地域12位となった。法制晩報が伝えた。

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急成長を続ける中国。今やアジア太平洋地区のGDPのうち3分の1は中国が生み出したもの。世界一の経済大国・米国との差も縮まっており、2020年には逆転すると見られている。

世界2位の経済大国となった中国だが、1人当たりGDPではなお低位に位置している。購買力平価(PPP、商品の購買能力を示す指標で実質的な生活水準を表すものと評価されている)に基づく1人当たりGDPで、中国は6914ドル(約58万7000円)。2000年から3倍に膨れあがり、上位国との差は急速に縮まったとはいえ、アジア太平洋地区内の順位ではいまだ12位にとどまっている。

アジア太平洋地区の1人当たりGDP(購買力平価換算)の国・地域別順位は以下の通り。

1位・シンガポール 5万795ドル

2位・ブルネイ 4万8194ドル

3位・香港 4万3464ドル

4位・オーストラリア 3万7132ドル

5位・日本 3万2620ドル

6位・台湾 3万1727ドル

7位・韓国 2万8368ドル

8位・マレーシア 1万3493ドル

9位・カザフスタン 1万733ドル

10位・アゼルバイジャン 9943ドル

11位・タイ 8561ドル

12位・中国本土 6914ドル

(翻訳・編集/KT)

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