2010年9月5日、中国工業情報化部の王富昌（ワン・フーチャン）装備工業司副司長は、2020年までに中国の自動車保有台数は2億台に達するとの予測を発表した。それに伴う環境汚染も懸念されており、新エネルギー自動車の推進が重要課題になるとの見方も示している。新華網が伝えた。

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王副司長は天津市で開かれた「2010中国自動車産業発展国際フォーラム」で、中国は10年後の2020年までに自動車保有台数が2億台に達するとの予測を示した上で、中国の自動車産業は今後10年間の努力を経て▽核心技術を掌握し、省エネルギーと新エネルギー自動車の技術全般が先進国並みの水準に達する▽比較的強い国際競争力を持つ完成車および部品メーカーがいくつか誕生する▽電気自動車やハイブリッドカーの販売台数が大きく伸びる▽燃費基準が国際水準に達する―との見方を示した。

また、今後の中国自動車産業の課題について、二酸化炭素など大気汚染物質の排出が少ない新エネルギー自動車の開発や普及が最も重要であると強調した。（翻訳・編集/NN）