Record China 2010年9月10日(金) 13時59分
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8日、「中国近代文学の父」と崇められてきた魯迅の作品が中国の高校の国語の教科書から大幅に削除され、物議を醸している。写真は中国の高校の国語の教科書。
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2010年9月8日、「中国近代文学の父」と崇められてきた魯迅(ろじん)の作品が中国の高校の国語の教科書から大幅に削除され、物議を醸している。広州日報が伝えた。
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魯迅といえばかつて共産党の友人とも言われたプロレタリア文学の代表作家で、教科書の定番だった。その魯迅が教科書から大幅に姿を消したことに対し、ネットユーザーの間でも論議が起こっている。多くのユーザーは「魯迅の作品はどれも優れたものばかり。削除すべきではない」との見方を示す。教育改革が叫ばれる中国だが、「良いものは残すべき」という意見が少なくない。だが、一方で「時代遅れだ」として、「魯迅外し」に肯定的な見方も目立った。
高校生には難解とされる魯迅に代わり採用されたのが、現代のベストセラー作家・余華(ユイ・ホア)の「18歳の旅立ち(原題:十八歳出門遠行)」だ。「階級闘争」や「労働者の悲哀」がテーマの魯迅と違い、高校生が親しみやすいという点が選ばれた理由のようだ。(翻訳・編集/NN)
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