Record China 2010年9月13日(月) 13時11分
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10日、米華字紙・僑報は記事「『パラシュートキッズ』=低年齢から米国留学が中国教育の新たなトレンドに」を掲載した。写真は瀋陽市の小学校。
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2010年9月10日、米華字紙・僑報は記事「『パラシュートキッズ』=低年齢から米国留学が中国教育の新たなトレンドに」を掲載した。
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中国の親は子どもに最高の教育を受けさせたいと考えている。近年、米国のビザ発給条件が緩和されたこともあり、米国留学は魅力的な選択肢となった。かつては中国で大学を卒業した後に米国に行くのがトレンドだったが、最近では留学の低年齢化が進んでいる。
親元を離れて一人、米国に留学した8歳から18歳までの子どもを、米国では「パラシュートキッズ」と呼んでいる。ロサンゼルスに留学した凱文(カイウェン)くんもその一人。まだ10歳の小さな子どもだ。ホームステイ先の張さんは「聞き分けがよく、独立心のあるまじめな子どもです」と話している。家に帰りたくないのと記者が聞くと、「まあ大丈夫です」と笑いながら答えた。
凱文くんの両親は中国で会社を経営するビジネスマン。息子と会えるのは年に2〜3回しかないという。息子のために米中間を行き来する親のことは「アストロノーズ・ペアレント」と呼ばれている。一方、子どもを一人にはできないと、母親まで米国に移住するケースもある。こちらは「ヘリコプター・ママ」と呼ばれている。子どもになにか必要なことがあれば、まるでヘリコプターのようにすぐ飛んでくるからだ。
米国での大学受験のために英語を勉強中の留学生・暁玲(シャオリン)さんは「ヘリコプター・ママ」と一緒に米国にやってきた。子どものために母は仕事を辞めたという。「娘はまだ子どもです。女の子です。一人、外国で生活なんてさせられません」と母親は話している。現在の生活について聞くと、「米国での生活は想像と全然違いました。子どもの世話をできるようになるためには、いろいろと学ばないとだめなようです」と答えた。(翻訳・編集/KT)
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