尖閣問題めぐる日本人記者の質問に台湾記者がヤジ=外交部の記者会見で―台湾紙

Record China    2010年9月16日(木) 11時41分

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14日、台湾外交部が同日開いた記者会見の最中、尖閣諸島問題をめぐる日本人記者の質問に台湾記者が噛みつく場面が見られた。写真は尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した事件について、中国メディアが作成した説明図。

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2010年9月14日、台湾紙・聯合報によると、台湾外交部が同日開いた記者会見の最中、尖閣諸島問題をめぐる日本人記者の質問に台湾記者が噛みつく場面が見られた。15日付で環球網が伝えた。

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記事によると、台湾外交部は事前に記者会見の要旨を「釣魚島(尖閣諸島の台湾での呼称)問題に関して声明を発表する」としていたため、会場には大勢の日本メディアが集結。日本の記者が質問の際、「我々の尖閣諸島」と発言すると、台湾記者から「お前たちのではない!我々のだ」とヤジが入るなど緊迫したムードの中で進められた。

日本の記者から「尖閣諸島を台湾領土だとする根拠は?」との質問を受けた同部の章計平(ジャン・ジーピン)副報道官も態度を硬直化させ、「関連資料や歴史的データに全て記されている。ご自分で探されたらどうか」とだけ答えた。

会見終了後、章副報道官を取り囲んだ日本の記者団から、「中国本土の漁船が尖閣諸島沖に侵入しても抗議しないのに、なぜ日本にだけ抗議するのか?」と質問が飛ぶと、同副報道官は「中台問題に関しては行政院大陸委員会の管轄だ」と返答。記事によると、これに対し日本の記者団から、「訳が分からない」「中台は統一してしまえ」などの声が上がったという。(翻訳・編集/NN)

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