<中華経済>CPI3%以下は可能と発展改革委、統計局は悲観的―中国

Record China    2010年9月16日(木) 14時16分

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15日、中国国家発展改革委員会は今年通年の消費者物価指数(CPI)上昇率について、3.0%以下にするとの政府目標の達成は完全に可能だとの見方を示した。

2010年9月15日、中国国家発展改革委員会(発改委)は、今年通年の消費者物価指数(CPI)上昇率について、3.0%以下にするとの政府目標の達成は完全に可能だとの見方を示した。目先は食料品が値上がり傾向にあるものの、工業品の価格については低下の余地が残されているという。中国新聞網が伝えた。

国家統計局は11日、今年8月の消費者物価指数CPI上昇率を発表し、前年同月比で3.5%上昇したことを明らかにした。前月の3.3%より0.2ポイント加速し、年初来の高い水準を記録した。一方、生産者物価指数(PPI)の上昇率は、前月4.8%からマイナス0.5ポイントの4.3%に低下した。

国家統計局の馬建堂局長は15日、天津で開催中の世界経済フォーラムで「中国経済が今年、10%の成長を維持し、物価を3%台に抑制するのは、容易でないことだ」と語った。(翻訳・編集/JX)

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