米スタバが業績回復、中国の中小都市に怒涛の進出―中国紙

Record China    2010年9月22日(水) 17時23分

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21日、米大手コーヒーチェーン店スターバックスが業績を回復させ、中国の地方中小都市で新たに店舗を次々にオープンをさせている。写真は北京市のスターバックス店舗。

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2010年9月21日付の南方都市報によると、世界規模で展開する米大手コーヒーチェーン店・スターバックスが業績を回復させ、中国の地方中小都市で新たに店舗を次々にオープンをさせている。

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スターバックス・グレーター・チャイナ地区会長の王金龍(ワン・ジンロン)氏によれば、今年5月に中国広東省の珠海市に新たに店舗をオープンさせたのを皮切りに、9月には湖南省の長沙市に、同月末には福建省の福州市にも新店舗をオープンさせ、10月には福建省アモイ市と山東省済南市にも進出することが決まっている。これまで未参入だった湖南省・福建省・山東省といった地方の中小都市における市場開拓にも力を注いでいくという。

スターバックスは本国アメリカ市場では過去1年間で約1000店を閉鎖させ、6億ドルのコスト削減に成功したことで徐々に業績を回復。転じて、好調な中国市場では地方の中小都市市場を足がかりに大規模な攻勢に出ることが予想されている。同社にとって現在、最大の海外市場はカナダで、1100店を展開。次いで日本が900店。中国は99年に北京で1店舗目を開業してから、現在は28都市に400店超、グレーター・チャイナ地区全体では800店超を抱えており、最大の海外市場へ発展するポテンシャルを秘めている。(翻訳・編集/岡田)

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