2010年9月20日、台湾のエミー賞こと「金鐘賞」のノミネートリストが発表されたが、その中身は多くのTVファンにとって驚くべきものだったようだ。22日付で中国娯楽網が伝えた。

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下馬評では最優秀主演男優賞は人気ユニットF4のジェリー・イェン（言承旭）とヴァネス・ウー（呉建豪）の一騎打ちと見られていた。しかし実際には2人そろって落選。ヴァネス主演の「秋のコンチェルト」やジェリー主演の「君には絶対恋してない！〜Down with Love」は人気も視聴率も抜群だったが、どちらもノミネートされたのは番組販売部門だけだった。

また、演技力に定評のある人気女優アン・アン（安以軒）の名前もなく、前評判の高くなかった「海派甜心」が5部門にノミネートされ、主演のショウ・ルオ（羅志祥）とレイニー・ヤン（楊丞琳）もそれぞれ最優秀主演男優賞・女優賞にノミネートされるなど、ネットユーザーからは｢理解できない｣といった声が聞かれた。

これまで「金鐘賞」といえば、「ハートに命中！100％」や「いたずらなKiss〜悪作劇之吻」「ブラック＆ホワイト」といったアイドルドラマが賞を総なめにしていたが、今年は「海派甜心」だけがノミネートとあって、インターネットの掲示板やコメント欄はジェリーやヴァネスのファンからの抗議で埋めつくされているという。（翻訳・編集/本郷）