Record China 2010年9月26日(日) 11時29分
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24日、「外国人はなぜ箸も将棋も中国が日本をパクったと思うのか?」と題した記事が中国のブログサイトに掲載された。
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2010年9月24日、「外国人はなぜ箸も将棋も中国が日本をパクったと思うのか?」と題した記事が中国のブログサイトに掲載された。以下はその要約。
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ある日、外国人男性に嫁いだ友人から電話があった。理由を聞くと、数日前にある集まりで夫が出席者とアジア文化について雑談していた際に、「箸や将棋は日本人が発明したもので、中国人が後から真似したものだ」と話すのを聞いて、けんかになったのだという。「夫が誤りを認めないなら離婚よ!」と彼女は怒り心頭だった。
私は「まぁ落ち着いて。箸も将棋も中国の発明であることは事実なんだから、こんなことで離婚するなんて無意味だよ」となだめた。彼女は「夫に説明してやって」と言って、主人と電話を替わった。彼はやるせなさそうにこう説明した。「子供の頃に本や新聞で箸や将棋などさまざまなものの起源が日本だと読んだ。今、妻がそれらは中国が起源だと言う。一体どちらを信じたらよいのだろうか?」
今回のけんかは、彼らだけを責めることはできない。1950年代から70年代にかけて、日本がものすごい勢いで経済発展している間に、日本人は政府や民間を通じて欧州に向けて箸や将棋など“彼らの文化”を大々的に広めた。この間、中国は「大躍進」「文化大革命」など混乱の真っ只中にあり、それどころではなかった。
中国の経済的な実力が高まったことや、中国語の普及のために世界各地で建設を進めている孔子学院によって中国文化の普及が強化され、こうした後遺症は最近ようやく好転し始めた。だが、この種の先入観は、欧州人の思想の中に深々と根付いてしまっている。
韓国は端午の節句(江陵端午祭)を世界無形文化遺産へ登録したのに続き、漢方医療までを申請しようとしている。さらに、日本がマージャンを世界遺産に申請しようとする動きもまだ消えたわけではないと聞いている。
我々は西洋人の思想に根深いたこうした“特殊な”考えを改めて行かなければならない。さもなければ、箸や将棋はいつの日か本当に日本のものになってしまう。今回の事件からみると、この主張は大げさだとは言えないのではないだろうか。(翻訳・編集/HA)
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