Record China 2006年12月22日(金) 20時26分
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18年間、呂さんの体内に置き忘れられたままだった手術器具、レントゲン写真にくっきりと写っている。
2006年12月19日、湖北(こほく)省襄樊(しぇんふぁん)市の呂改煥(ルーガイグアン)さんの親族は、18年もの間お腹の中に入っていた手術用止血ペンチのレントゲン写真を公開している。
今年12月10日、呂さん(55歳)は市内の総合病院でレントゲン検査を受けたのだが、そのとき医師が腹部にあるはずがないものを発見! 見つかったのは、手術用の止血ペンチだった。これが呂さんの長期に渡る腹痛の原因だとわかった。
呂さんの家族の話によると、呂さんは1983年、別の病院で手術を受けたが、1988年6月12日に腹痛を訴え、再び同病院を訪れた。医者の診断では、痛みは5年前の結紮手術のときに腹腔に血が溜まったのが原因と言われ、呂さんは病院に1週間入院して、治療を受けた。退院後も、呂さんは時々お腹が痛くなり、結紮手術後の後遺症や婦人病などではないかと悩みながら痛み止めを飲み続けたが激痛に耐えられなくなった。やっとの思いで市内の総合病院に行った。呂さんはレントゲン写真を撮った結果、お腹の中に驚くべきものが発見されたというわけだ。現在呂さんはこの件に関して弁護士と相談しており、この医療ミスをした病院に損害賠償を求めることにしている。
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