先進国の40年をわずか5年で追い抜いた中国=高速鉄道世界一の国に―中国紙

Record China    2010年10月14日(木) 10時49分

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11日、中国青年報は記事「中国の高速鉄道=5年間で先進国の40年分を走り抜けた」を掲載した。中国はわずか5年で営業距離、営業速度ともに世界一の座についた。写真は上海と杭州を結ぶ高速鉄道。

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2010年10月11日、中国青年報は記事「中国の高速鉄道=5年間で先進国の40年分を走り抜けた」を掲載した。

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04年、中国は初めて「中長期鉄道網計画」を正式に発表。「旅客専用線を主軸に、全国の主要大・中都市を高速旅客線ネットワークで結ぶ」との目標を明らかにした。それからというもの、中国高速鉄道は「世界トップのスピード」でイノベーションの旅を続け、わずか5年間で先進国の40年かけて歩んだ道を駆け抜けた。

第11期5カ年計画が開始された06年、中国には高速鉄道は存在しなかった。それが現在では営業距離7055kmに達している。うち時速200〜250kmの高速区間は2876km。日に1000編成以上もの高速列車が走る。旅客数は1日あたり延べ92万5000人。営業距離、そして速度も世界一の国となった。

「四縦四横」(中国を横断する路線4本、縦断する路線4本からなる鉄道計画)の高速鉄道は珠江デルタ、長江デルタ、環渤海経済圏の距離を縮め、中国の都市化を加速するものとなるだろう。そればかりか、中国政府は、中国・東南アジア、中国・中央アジア、中国・欧州という「新東方エクスプレス」3路線を建設するべく、17カ国との協議を始めている。完成すれば北京からロンドンまでわずか48時間で結ばれる。(翻訳・編集/KT)

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