「報道の自由度」、日本は11位、中国は171位―国境なき記者団

Record China    2010年10月21日(木) 12時16分

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19日、国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」が発表した2010年度版の「世界報道自由度ランキング」によると、中国は178カ国中171位だった。写真は中国の新聞。

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2010年10月19日、国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」(本部:パリ)が発表した2010年度版の「世界報道自由度ランキング」によると、中国は178カ国中171位だった。英BBC放送の中国版ウェブサイトが伝えた。

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国境なき記者団は中国の順位が低い理由について、中国のメディアやインターネットは活発だが、ニュースの検閲や抑えつけは今なお続いており、特にチベットやウイグル問題で深刻であると指摘した。昨年の中国の順位は175カ国中168位で、後ろから数えて8番目というポジションは今年も変わっていない。

中国以外のアジアの共産主義国である北朝鮮、ラオス、ベトナムはそれぞれ177位、168位、165位だった。日本は11位で2009年の17位より順位を6つ上げた。米国は20位、香港は34位、台湾は48位、シンガポールは137位だった。

トップ5はフィンランド、アイスランド、オランダノルウェースウェーデン。最下位はアフリカ北東部のエリトリア国だった。イスラム武装勢力による記者の誘拐事件などが相次ぐアフガニスタンとパキスタンは、それぞれ147位と151位。治安改善の動きが見られるイラクは2009年の145位から130位へとランクを上げた。(翻訳・編集/NN)

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