2010年10月20日、中国外交部の馬朝旭（マー・チャオシュー）報道官は、温家宝（ウェン・ジアバオ）首相がハノイで開かれる東アジアサミットなどに参加するほか、日中韓首脳会議にも出席すると発表した。新聞晨報が伝えた。

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発表によると、温首相は28〜30日に相次いで開かれる中国・東南アジア諸国連合（ASEAN）の首脳会議やASEANプラス3（日中韓）首脳会議、東アジアサミットに出席する。また、日中韓首脳会議にも出席するとしたが、日中首脳会談については触れなかった。

記事によると、日本メディアは同日、ハノイで日中首脳会談と外相会談が開催される可能性が高まったと報じた。報道は政府高官の話を引用したもので、すでに開催に向けた最終段階に入ったとした。この政府高官は民主党の江田五月・前参院議長が19日、北京で中国の楊潔●（＝竹かんむりに褫のつくり、ヤン・ジエチー）外相と会談した際、両会談を開くことで大筋合意し、江田前議長が「必ず成功させなければならない」と強調したと話したという。

記事はこのほか、仙谷由人官房長官が20日の記者会見で、「（会談開催の件は）現在調整中だと聞いているが、具体的には分からない」と述べ、調整が最終段階に入ったことを示唆した、と伝えた。（翻訳・編集/NN）