Record China 2010年11月5日(金) 11時48分
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5日、尖閣諸島沖での漁船衝突事件を海上保安庁が記録した動画が動画投稿サイトに流出した事件を受け、午前の段階では、中国側の報道は大きな動きを見せていない。写真は9月27日、福建省に帰還した問題の漁船の船長。
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2010年11月5日、尖閣諸島沖での漁船衝突事件を海上保安庁が記録した動画が動画投稿サイトに流出した事件を受け、午前の段階では、中国側の報道は大きな動きを見せていない。画像が流出した動画サイト「ユーチューブ」は、中国国内からアクセス不能なため、動画そのものを見ることはできないこともあり、まだ中国側の反応は顕著に表れてはいない。
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今年9月、日中関係に大きな影を落としたこの衝突事件。9月7日にこの経過を収めたビデオ映像は、合計約44分の動画が6本に分割されて投稿されており、同月1日、衆参予算委理事向けに用意された約7分の編集版とは異なるもの。現段階では、人民日報(電子版)と香港の衛星TV局フェニックステレビ(電子版)がこれを伝えるにとどめている。
まださほど多くはないが、報道へのコメントも寄せられはじめている。中国籍の漁船側からぶつかっていったと思われる疑いが強まってもなお、漁船を支持する声で埋まっている。「こんなに小さい船(漁船)が自ら大きな船に、漁船が軍用船にぶつかっていくことがあろうか?いずれにしろ、わが国の領海内で起こった事態。これは正当防衛だ」との声が上がった。
さらに、「船員は身をもって祖国に報いたのだ」「自らぶつかっていったのだとしたら、彼らはなおさら英雄」と、漁船を支持する声が並ぶ。中に1件だけ、「真相のすべてを公開してほしい」との冷静なコメントがあった。(翻訳・編集/愛玉)
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2010/11/4
2010/10/27
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