<レコチャ広場>中国に嫁いだ日本人妻、「産後1カ月」の悲劇―中国

Record China    2010年11月18日(木) 11時59分

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15日、中国人と結婚した日本人女性が産後1カ月間、姑に中国の風習に従って「休養」するよう強いられた結果、とんでもない事態になったという話が中国のブログサイトで紹介された。写真は山東省の「坐月子」センター。ここで産後1カ月間、母子の面倒がみてもらえる。

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2010年11月15日、「日本人妻の『坐月子』の後遺症」と題した記事が中国のブログサイト・新浪博客に掲載された。中国人男性と結婚した日本人女性が産後1カ月間、姑に中国の風習に従って「休養」するよう強いられた結果、とんでもない事態になったというものだ。以下はその内容。

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隣のマンションに住む日本人妻、美代子さんの話をしよう。美代子さんは2007年に中国人男性と結婚し、中国で姑と仲良く暮らしてきた。姑はこの日本人の嫁を「礼儀正しくしっかり者」とべた褒め。そんな美代子さんは2009年5月、男の子を出産した。

中国には産後1カ月は身体をゆっくり労わるという意味の「坐月子」という習慣がある。この期間は風呂に入ってはならない、頭を洗ってはならない、歯磨きをしてはならない、外出をしてはならない、などの決まりがある。姑もこの「坐月子」を美代子さんに課した。

姑は「あれもダメ、これもダメ」と美代子さんに言い付け、半ば“監禁”状態で「坐月子」を徹底した。だが、日本生まれ、日本育ちの美代子さんにとって、この中国の習慣はかえって悪い結果をもたらしたようだ。

まず、美代子さんは一気に9kgも太ってしまった。姑が連日、「母乳がたくさん出るように」と栄養価の高いスープを飲ませた結果、あっという間にずんぐりとした体形に。息子さんはもう1歳半になるが、美代子さんの身体はいまだに丸いままだ。

次に、あせもが出来やすい体質になってしまった。美代子さんが「坐月子」をしたのは5〜6月。真夏の暑さとまではいかないが、北京のこの時期はもう十分暑い。それなのに連日風呂にも入れず、風にあたってはならないとエアコンも付けてもらえなかった。今でも少し汗をかいただけですぐにあせもが出来るそうだ。

そして、歯が磨けなかったせいで口から異臭がするようになってしまった。姑は「歯を磨くと歯茎が弱くなる」と1カ月間、歯を磨かせなかった。途中で美代子さんが頼みこんで口をすすぐことだけは許されたが、それでもぬるま湯で少しぶくぶくするだけ。そのうち、食べ物のカスが発酵したような異臭がするようになってしまった。

「坐月子」はその人の体質によってやるかやらないかを決めればよいと思う。美代子さんの場合は、そこまでやる必要があったのだろうか。いずれにせよ、美代子さんはとんだ「後遺症」に悩まされることになった。(翻訳・編集/NN)

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