Record China 2010年11月23日(火) 12時9分
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22日、中国知的財産局の田力普局長は、中国の高速鉄道の技術について、独自の技術を結集し開発したもので、他国の技術を剽窃したとの批判は当たらないと述べた。写真は上海虹橋駅に停車する高速鉄道「和諧号」。
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2010年11月22日、中国国家知的財産局の田力普(ティエン・リープー)局長は、中国の高速鉄道の技術について、独自の技術を結集し開発したもので、他国の技術を剽窃(ひょうせつ)したとの批判は当たらない、と述べた。中国新聞社が伝えた。
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田局長は、現在中国だけが山間部に高速鉄道を通す技術をもっているという点も、その根拠として挙げた。11月末〜12月初め、中国が「世界初の山間部を走る高速鉄道」とうたう成都−貴陽高速鉄道の建設が着工する予定だ。
同局長はまた、「世界におけるあらゆるイノベーションは二つの要素から成っている。一つはすでに他人が造った物を利用すること。もう一つは、それを自分が生み出した要素に結合させることだ。それが先進国には許されて中国だけには許されない理由はない」と主張した。
諸外国で中国の高速鉄道に技術剽窃の疑いがあるとの見方があることについては、「ドイツ、日本、フランスの技術を購入したが、国際ルールに則って特許料を支払った。だからこれは合法だ。他人の技術を消化して、自分の状況と結び付けて創造した新しいものを、剽窃というのか」と強い口調で反論した。さらに、中国の国土の3分の2を占める中国西部地域は山、丘陵、高原など厳しい地形を持つことを挙げ、「外国人には高速鉄道を山間部に建設することはできない。中国の技術だけがそれを成すことができる」と主張した。(翻訳・編集/津野尾)
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