Record China 2010年11月28日(日) 5時36分
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26日、コラムニストで教育専門家の信力建氏は、ブログに記事「中国はなぜ何度も北朝鮮をお目こぼしするのか」を掲載した。韓国を砲撃した北朝鮮をかばうべきではないと主張している。写真は中朝国境の川・鴨緑江。
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2010年11月26日、コラムニストで教育専門家の信力建(シン・リージエン)氏は、ブログに記事「中国はなぜ何度も北朝鮮をお目こぼしするのか」を掲載した。以下はその抄訳。
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23日、北朝鮮は韓国の延坪島を砲撃。死傷者がでる惨事となった。北朝鮮が起こした騒ぎは今回にとどまらない。虚勢をはり、世界を驚かせる神経戦を続けている。大国を自称する中国だが、実際には北朝鮮に踊らされている状況だ。そればかりか、石油、食料、インフラ投資など援助を続け、国民の血税を費やしている。
北朝鮮と中国は「近しい兄弟」としての血盟を結んでいるが、さらに日米韓と中国の間に存在する重要な緩衝地域としての重要性を持つ。しかし歴史的に見ると、中国は朝鮮半島の問題で戦争に巻き込まれ、大きな打撃を被っている。東学農民戦争から始まる日清戦争。そして朝鮮戦争がその事例だ。
いつまでも北朝鮮をかばい続けるべきではない。このままでは中国は国際社会の笑いものとなるだろう。単にかばい続けるだけでは、北朝鮮が国際的ルールを無視するのを助けているようなもの。到底、「智者の行い」とは言えないのだ。(翻訳・編集/KT)
●信力建(シン・リージエン)
中国の教育家。信孚教育集団理事長。広東省広州市生まれ。中山大学中国文学部卒。工場、銀行、政府機関などで働いた後、英国へ留学。軍人、農民、労働者など30以上の職に就いた経歴を持つ。2006年までに幼稚園や小中学校など20校を建設、学生数は1万人を超える。
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