<レコチャ広場>経済成長と健康が結びつかない中国=スーダンに劣る平均寿命の伸び―中国

Record China    2010年11月29日(月) 19時55分

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25日、評論家の王冲氏は、ブログに記事「中国の現実=短い寿命と失われる中産階級」を掲載した。世界第2位の経済大国にのし上がった中国。しかし平均寿命の伸びは他の発展途上国に劣るという。写真は南京市市民広場に集まった老人たち。

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2010年11月25日、評論家の王冲(ワン・チョン)氏は、ブログに記事「中国の現実=短い寿命と失われる中産階級」を掲載した。以下はその抄訳。

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バングラディシュ、中国、パキスタン、韓国、スーダン。この5カ国のうち、1990年以後の平均寿命の延び幅が一番小さいのはどの国か?民族紛争が深刻化するスーダンでも、経済力に乏しいパキスタン、バングラディシュでもない。答えは世界2位の経済大国・中国だ。

23日付米紙ニューヨーク・タイムズの記事「中国健康問題は不均等だ」によると、中国の平均寿命は73.1歳(2008年)。1990年比で5.1歳伸びたが、中国よりも経済成長が鈍い国家よりもその伸び幅は小さい。

その問題は中国の中産階級が置かれた状況に根ざしている。過去10年間、中国の消費の伸びは主に共産党と関係がある富豪によってもたらされてきた。約3億人と見られている中国の中産階級は経済成長の果実にありつくことなく、むしろ瓦解の危機に瀕している。(翻訳・編集/KT)

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