クラッキングの指示はやはり中国政府から出ていた…米国務省宛ての電報から発覚―英メディア

Record China    2010年11月29日(月) 17時44分

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29日、世界の機密情報を公開するサイト「ウィキリークス」に、各在外大使館から米国務省に宛てた25万通もの機密電報の内容が掲載されたことがわかった。写真は10年2月、「ハッカー養成サイト」を運営していて摘発された河南省許昌市の闇企業。

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2010年11月29日、世界の政治・企業・宗教に関する機密情報を、投稿者の個人情報を完全に守りながら収集・公開するサイト「ウィキリークス」に、各在外大使館から米国務省に宛てた25万通もの機密電報の内容が掲載されたことがわかった。英公共放送・BCCの電子版(中国語版)の報道。

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サウジアラビアの国王からイラン攻撃を依頼するものや、プーチン露首相とベルルスコーニ伊首相の関係を記したものなどが公開された。中国に関するものも少なくない。

米紙ニューヨーク・タイムズが報じた中国関連の電報では今年1月、米大手検索エンジン・グーグルが中国に置くコンピューターシステムに対し、中国当局が侵入を指示したとしている。中国政府は専門にセキュリティやクラッキングの専門家を雇っており、02年以来、米国政府をはじめとする西側諸国の政府、米国の大手企業などのシステム侵入に成功しているとも報じている。

このほか、朝鮮半島の統一に向けて中国の協力を引きだすための試案が米韓間でやり取りされていたこと、また、英紙ガーディアンの報道では、中国と北朝鮮およびイランとの核兵器取引に絡み、米国が中国に圧力をかけたことなどが伝えられている。(翻訳・編集/愛玉)

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