Record China 2010年12月2日(木) 22時18分
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11月30日、ウィキリークスが公開した米国の外交公電で、シンガポールのリー・クアンユー氏が米国務副長官との会談で「習近平・国家副主席は胡錦濤路線を引き継ぐ」と話していたことが分かった。写真は9月、中国国際投資貿易商談会の開会式に出席した習副主席。
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2010年11月30日、内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した米国の外交公電で、シンガポールのリー・クアンユー氏がジェームズ・スタインバーグ米国務副長官との会談で、「次期指導者の習近平(シー・ジンピン)国家副主席は胡錦濤(フー・ジンタオ)路線を引き継ぐ」との見方を示していたことが分かった。香港紙・明報が伝えた。
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ウィキリークスが公開した昨年6月4日付駐シンガポール米国大使館の機密文書によると、リー氏は昨年5月末にスタインバーグ国務副長官と会談し、中国本土の指導者層と後継者に対する見方を示していた。それによると、台湾問題について、習副主席は強硬姿勢を取ってきた江沢民(ジアン・ザーミン)前国家主席の“門下生”ではあるものの、12年に最高指導者の座に就くころには江前主席の影響力も弱まっているとみられることから、「在任中は統一問題に触れない」とする胡主席の路線をそのまま引き継ぐ、と述べた。
また、胡主席が江前主席の後継者に決まったいきさつについて、江前主席は当初は難色を示していたが、党内での支持が厚く、ミスも犯していなかったことからやむなくこれを認めたという。今回、胡主席も当初は自らのバトンを李克強(リー・コーチアン)副首相に渡したいと願ったが、最終的には同じように党内での支持が厚い習副主席にすることを受け入れた、とリー氏は話している。(翻訳・編集/NN)
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