<北朝鮮砲撃>難民の大量発生を恐れ、同国への影響力行使に慎重な中国―独メディア

Record China    2010年12月6日(月) 12時4分

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1日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語サイトは記事「北朝鮮に対する中国の影響力は実際、どの程度なのか?」を掲載した。写真は09年3月、中国・安徽省から北朝鮮への援助物資発送式典。

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2010年12月1日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語サイトは記事「北朝鮮に対する中国の影響力は実際、どの程度なのか?」を掲載した。

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北朝鮮砲撃事件後、中国が見せた態度はきわめて慎重なものにとどまった。日米韓などの関係国は中国がより大きな役割を果たすことを期待している。しかし、実際のところ、中国が北朝鮮に対して持っている影響力はどれほどのものなのだろうか。

ミュンヘン連邦国防大学のカルロ・マサラ教授は、「中国の持つ北朝鮮への影響力は関係国中最大であり、その助けがなければ説得はできない。とはいえ、中国に対しても北朝鮮は一定程度の独立性を保有してはいる」と分析する。

一方、ウィーン大学のリューディガー・フランク氏は、「北朝鮮は中国経済に依存しており、中国の軍事力を考えれば、北朝鮮に大きな影響力を及ぼすことも、あるいは政権を転覆させることさえ可能だ。しかし、中国はその結果を引き受けることはできないだろう」と指摘した。北朝鮮が崩壊すれば大量の難民が発生する。そのことを中国は恐れているという。(翻訳・編集/KT)

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