2010年12月9日、チャン・イーモウ（張芸謀）監督の最新作「金陵十三釵」で、主人公の牧師役にハリウッドスターのレオナルド・ディカプリオの名前が浮上している。信息時報が伝えた。

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北京五輪の開・閉会式プロデュースでも世界に名を轟かせたチャン監督の最新作は、1937年の南京攻防戦を描いた人気小説を映像化する「金陵十三釵」。今月中にも中国でクランクインの予定が伝えられているが、主人公の牧師役にディカプリオが抜擢されたとの情報が。

同作については以前、チャン監督の相棒で著名映画プロデューサー・張偉平（チャン・ウェイピン）氏が、主演俳優は「ハリウッドの第一線で活躍する俳優」と明言している。中国メディアでは、トム・ハンクス、トム・クルーズ、ブラッド・ピットらの名前を伝えていた。このほど張氏は、これら俳優について「あれはメディアの憶測」と否定。しかし、「第一線」俳優という情報は崩さず、「いずれ記者発表会を行うので、安心してほしい」と話している。

張氏に近い筋からは、中国でも絶大な人気を誇るディカプリオの名が挙がった。張氏が、主演候補と報じられたトム・クルーズについて「すでに第一線ではない」と公言した事実を引き合いに、中国メディアではディカプリオ起用の線がかなり濃厚、と伝えている。（翻訳・編集/Mathilda）