Record China 2010年12月15日(水) 16時41分
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14日、中国で美術品のオークションを中心として美術品への投資が過熱している。しかし、次々に高値で取引される現況はバブルがはじける前兆ではないかという指摘もある。写真は10年12月、中国・江蘇省で間もなく行われるオークションの会場。
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2010年12月14日、中国新聞社によると、中国で美術品のオークションを中心として美術品への投資が過熱している。
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11月23日には中国のオークション大手・嘉徳国際拍賣有限公司の主催する2010オータムオークションが行われ、総落札額は41億3300万元(約518億2500万円)を記録。落札が1億元を超えたものも3点。1000万元を超えたものは52点。翌々週には同じく大手の保利国際拍賣有限公司のオークションで総落札額が52億8000万元(約662億円)となり、記録を更新している。ほんの5年前、国内で行われた全オークションの落札総額が32億9800万元(413億5000万円)に達し、当時はその過熱ぶりが報道されたが、隔世の感がある。
不確定要素の多い不動産と比べ、リスクも低く利率も高く、なによりも品があり人々の羨望や尊敬を集めるような美術品への投資。最近では書画やジュエリー、アンティーク以外に高級酒や高級腕時計、プーアル茶までがオークションにかけられる。これほど急激に市場が盛り上がり、落札額が上昇していることについて、投機目的による入札・落札が相次いでいることやマスコミの影響が大きいこと、次々に高値で取引されている現在の状況はバブルがはじける前兆ではないかという指摘もある。(翻訳・編集/岡田)
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