2010年12月15日、台湾の政府機関・内政部役政署が、学業を理由に兵役に就いていない男性スターについて、ブラックリストを発表した。新浪網が伝えた。

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徴兵事務を担当する役政署が発表したブラックリストでは、“兵役逃れ”と思われる男性スターの姓と所属学校名を公表。下の名前は明らかにされていないが、俳優のイーサン・ルアン（阮經天）、マイク・ハー（賀軍翔）、ジョセフ・チェン（鄭元暢）、ミン・ダオ（明道）、ボビー・ドウ（竇智孔）、ドラマ「流星花園〜花より男子〜」で知られるF4のヴィック・チョウ（周渝民）であることは明らか。フルネームでないとは言え、名指しによる厳しい非難は初めてのこととなる。

兵役リミットの30歳をすでに超えているミン・ダオ、ドウ・チーホンを除き、イーサンら20代の男性スターはいずれも専門学校に在籍中の学生。その学生の身分を盾にした“兵役逃れ”はたびたび話題になっている。役政署は、「学業は学生の権利だが、兵役は男性の義務」と語っており、指摘された男性タレントらの就学状況を調べ、今後は何らかの措置を執る姿勢を見せている。

今回の政府が見せた厳しい態度について、イーサンのマネジャーは「すでに決まっている映画を撮り終えて、来年9〜10月には服役する予定」と、急きょ発表した。マイクのマネジャーは「授業には毎週行っているが、仕事が多忙なため卒業単位がまだ取得できない」と、弁解にも見えるコメントを発表している。（翻訳・編集/Mathilda）