<レコチャ広場>中国人のニセ幸福生活=物価は米国よりもずっと高い

Record China    2010年12月19日(日) 12時48分

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16日、著名な経済学者の郎咸平氏は、シンクタンク・上海極視文化伝播有限公司のブログで記事「中国人のニセ幸福生活」を発表した。同氏の新著「郎咸平語る=私たちの生活はなぜこんなに苦しいのか」の一部抜粋にあたる。写真は中国のスーパー。

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2010年12月16日、著名な経済学者の郎咸平(ラン・シエンピン)氏は、シンクタンク・上海極視文化伝播有限公司のブログで記事「中国人のニセ幸福生活」を発表した。同氏の新著「郎咸平語る=私たちの生活はなぜこんなに苦しいのか」の一部抜粋にあたる。以下はその抄訳。

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ここで誰にとっても関連するテーマである、バブル経済についてお伝えしたい。今や中国では至るところにバブルが存在する。不動産バブル、株式バブル、そして今ではニンニクもバブルだ。中国の物価にはバブルが多過ぎる。

北京市や上海市の大都市でも平均収入は東京の10分の1。ところが不動産価格はほとんど変わらない。それどころがブランド物やガソリンなどは中国よりも米国のほうがずっと安いのだ。

私の友人がロサンゼルスの中華レストランで食事をしたことがあるが、エビやカニなどの海鮮を食べたのに4人でたった49ドル(約4120円)。中国ではとても考えられない価格だ。コーヒーも米国なら1ドル(約84円)。中国のカフェなら20元(約252円)はするだろう。

マクドナルドのような大衆が食べるファーストフードや天然ガスのような大衆の必需品だけは米国とほとんど価格差がないが、少しでも高級なものになると一気に価格が跳ね上がる。それはなぜだろうか?すべては市民が豊かではないことに起因しているのだ。(翻訳・編集/KT)

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