2010年12月18日、「ウィキリークスとアサンジ氏が中国にいたらどうなる？」と題した記事が米華字メディア・多維新聞のブログコーナーに掲載された。以下はその内容。

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ウィキリークスとアサンジ氏が中国にいたらどうなる？アサンジ氏は恐らく逮捕されて懲役10年ほどの判決を受け、ウィキリークスも閉鎖になるだろう。国会もアサンジ法案を可決し、オバマ大統領は訪中時に胡錦濤（フー・ジンタオ）国家主席にアサンジ氏の釈放を求めるに違いない。

米国や西側社会は束になって中国政府が報道の自由に干渉していると攻撃しているが、記者に国境はないなどと言いながら、米国の大小さまざまな新聞や雑誌は紙面を大きく割き中国の悪口を並べ立て、政治家たちもいたるところで中国への制裁を呼び掛けている。

ウィキリークスは報道の自由の虚偽と、西洋人のダブルスタンダードで嘘つき、恥知らずな部分を徹底的に暴いた。アサンジ氏はスパイ罪にあたるのか？もし誰かに罪があるとすれば、それは情報を提供した人たちだ。だが、アマゾンはサーバー貸し出しを打ち切り、ペイパルも口座を閉鎖、ビザとマスターカード、バンク・オブ・アメリカも取引を停止した。

アサンジ氏は性犯罪容疑で逮捕された。これで彼の自由は制限され、名声も叩きつぶされた。実に都合の良い話だ。これに比べれば、中国のやり方は人道的だといえる。なぜなら、中国政府が劉暁波（リウ・シャオボー）氏を性犯罪者に仕立てあげることくらい難しいことではないのに、そうしたことはしないからだ。（翻訳・編集/NN）