進む自主開発、成長を遂げる韓国の武器産業=アジアでの輸出額は中国に次ぐ2位―中国メディア

Record China    2010年12月23日(木) 11時2分

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22日、韓国の軍事産業が近年大きな成長を遂げている、と中国メディアが報じた。韓国製武器の輸出額はアジアにおいては中国に次ぐ第2位となっている。資料図。

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2010年12月22日、「青年参考」は、韓国の軍事産業が近年大きな成長を遂げていると報じた。韓国製武器の性能は高く、アジアにおいては韓国の武器輸出が中国に次ぐ第2位となっている。

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記事によると、韓国国防部傘下の国防科学研究所(ADD)の主導のもと、韓国では多数の武器の研究・開発が行われており、聯合ニュースは世界の軍事強国16カ国のなかで韓国の軍事技術は11位、と報じている。中国は8位にランク付けされている。

同国防科学研究所は70年8月、当時の朴正煕(パク・ジョンヒ)大統領が「自主国防」をかかげて設立した機関で、先進技術による武器開発を行うことで国外からの輸入を減らし、政治的リスクを軽減するとともに民間企業にも恩恵を与えることを目指している。記事は、韓国の軍事産業の勢いはすさまじく、経済、人材、政策のけん引役となっていると指摘した。

経済分野においては、韓国は60年から80年までの20年間、富国強兵政策のもと経済成長率10%以上を維持、「漢江の奇跡」と言われた。人材では、韓国政府が海外投資を行う企業に支援策を打ち出し、留学生を積極的に重用するなどの措置を続けた結果、同研究所の研究者・従業員2500人のうち620人が博士、1360人が修士となっている。政策面でも、05〜09年までの間に同研究所の予算は7億ドルから14億ドルに倍増、韓国政府は12年までに軍事開発予算を全軍事予算の10%にまで引き上げる、としている。(翻訳・編集/津野尾)

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