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23日、中国社会科学院がこのほど発表した社会青書から、「自分は周囲の人よりも貧乏」だと考えている人が4分の1に上ったことが分かった。写真は内モンゴル自治区包頭の住民。
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2010年12月23日、南方日報によると、中国の最高学術機関であり、政府シンクタンクでもある中国社会科学院がこのほど、社会青書「2010年社会形式分析・予測」を発表した。
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青書には、零点研究諮詢集団(Horizon Research)の行った「2010年中国住民のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)指数調査報告」も掲載された。それによると、「自身は周囲の人よりも経済的に貧しい」と感じている人は約4分の1に上った。
「なぜ貧しいのか」という点については、社会制度や社会の気運など「社会の不公平さ」にあると答えた人が大半を占め、習得した技術や努力など「それぞれの個人に原因がある」と答えた人はごく少数にとどまった。
また、貧富を分ける原因として最も多く挙げられたのは「コネや人脈があるかどうか」で、都市部では58.5%、農村部では49.5%が、コネがないことが自分が貧しい理由だと答えた。教育や医療、養老という三大社会問題が貧富を分ける原因になっていると考える人も比較的多数に上った。(翻訳・編集/岡田)
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