中国人留学生が1年間で30%増加、出身国別でトップに―米国

Record China    2010年12月30日(木) 13時3分

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26日、各国からの留学生が軒並み減少傾向にある米国の大学で、中国からの留学生はこの1年間で30%増加し、12万7628人に。写真は高卒生の海外就学をPRする中国の留学説明会。

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2010年12月26日、北米最大の華字紙・世界日報は、経済成長著しい中国から米国の大学に留学する中国人学生の数が大幅に増加していると伝えた。

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ペンシルバニア州のインディアナ大学では3年前にわずか32人しかいなかった中国人留学生が、今年は約3倍の106人に。同じくペンシルバニアの州立大学では今年1638人の中国人留学生を有しているが、昨年より38%増えたという。ピッツバーグ大学やカーネギーメロン大学にはそれぞれ789人と782人の中国人留学生がいるが、これもまた昨年より2ケタの割合で増加している。

関係部門の報告書にとると、現在最も多くの留学生を米国に送り込んでいる国は中国だという。専門家によれば、中国人留学生は大都市の有名大学だけでなく地方都市の小規模な大学にも存在。最近では中国の大学と提携している大学も増えており、米国の大学の未来にとって中国人留学生はもはや必要不可欠な存在に。全米の各大学に在籍する中国人留学生の総数は09〜10年度の1年間で30%増加して12万7628人となり、初めてインド人留学生の人数を抜き各国のトップに躍り出た。中国の中産階級の親たちが一人っ子の教育に多くの資金をつぎ込むようになったことが背景にあると専門家は指摘している。

留学生の出身国別人数はトップ5が中国、インド、韓国、カナダ、台湾。多くの国では減少傾向が見られる中、中国出身の留学生数の伸びは著しい。(翻訳・編集/本郷)

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