Record China 2011年1月3日(月) 12時38分
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2日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「中国、対北朝鮮外交の困惑」を掲載した。なぜ中国は不利益を被りながらも、北朝鮮を無条件に支援するのか。その理由を考察している。写真は中朝間にかかる中朝友誼橋。
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2011年1月2日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「中国、対北朝鮮外交の困惑」を掲載した。以下はその概要。
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朝鮮半島情勢の緊迫化。多くの論者は中国外交の失敗と見ている。哨戒艦沈没事故、延坪島砲撃事件と問題が繰り返されても、無条件に北朝鮮を支持する中国に国際社会は疑念を抱いている。中国が国際的イメージの低下などダメージを被ったことは、専門家ならずとも一目瞭然だ。
なぜ対北朝鮮外交で中国は方針転換できないのか?それは毛沢東時代に打ち立てられた外交方針は、後の指導者であっても変えがたいためだ。かのトウ小平ですら過去に築かれた大方針を変えることは容易ではなかった。これが中国の対北朝鮮外交が硬直的な理由だ。
しかし、一方で台湾問題に目を向けると、中国はスローガンを「台湾解放」から「平和的統一」に変え、一国二制度の適用をも公言するなど大きく方針を変えている。これは台湾内部で独立派の勢力が高まったことを深刻に受け止めたことが要因だ。
そう考えれば、対北朝鮮外交の大方針が変更されないのは、中国トップが現状をそう深刻に受け止めていないということだろう。(翻訳・編集/KT)
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