中国が北朝鮮・羅津港の利用を開始、日本海経由で石炭運ぶ―韓国メディア

Record China    2011年1月5日(水) 14時34分

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4日、北朝鮮・羅津港の使用権を獲得した中国が初めて同港を利用して中国東北部の吉林省延辺朝鮮族自治州で取れた石炭を中国南東部の上海へ輸送したと韓国メディアが報じた。写真は10年10月、吉林省吉林市の龍潭山駅。貨物列車(タンク車)が並ぶ。

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2011年1月4日、韓国KBSテレビは、北朝鮮・羅津港の使用権を獲得した中国が初めて同港を利用して中国東北部の吉林省延辺朝鮮族自治州で取れた石炭を中国南東部の上海へ輸送したと報じた。環球網が伝えた。

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報道は情報筋の話として、中国は昨年12月、同州琿春市で採掘した2万トンの石炭を羅津港から日本海を経由して上海に輸送したと伝えた。中国企業が昨年3月、同港の10年間の使用権を獲得していた。中国東北部から中国南東部への物資輸送はこれまで、長い陸路を経て渤海沿岸まで迂回し、そこから黄海を経るルートしかなく、高い輸送コストがネックだった。

報道によると、同港は広さ約38万平方メートルで、冬でも凍らない。中国は同港を利用することで日本海航路の開拓を進めたい考えだ。(翻訳・編集/NN)

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