中国に領土割譲へ=対中国境画定条約を議会が批准―タジキスタン

Record China    2011年1月14日(金) 16時24分

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12日、タジキスタン下院は、中国との国境画定条約を批准した。パミール高原の約1000平方キロメートルが中国に割譲されることになった。写真は上海万博タジキスタン館。

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2011年1月12日、タジキスタン下院は、中国との国境画定条約を批准した。パミール高原の約1000平方キロメートルが中国に割譲されることになった。南方網が伝えた。

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今回、条約が締結された領土問題は19世紀後半、清朝と帝政ロシアの時代にまでさかのぼる。帝政ロシア、旧ソ連、タジキスタンと約130年間にわたり受け継がれた問題は、今回の条約批准で完全に解決したことになる。中国に割譲される領土の住民数などは明らかとなっていない。

タジキスタンでは野党が領土割譲に反発しているが、一方の中国でも、ネットではタジキスタンとの国境画定交渉は失敗だったとの意見が圧倒的なようだ。もともと中国が返還を求めていた領土は約2万8500平方キロメートル。割譲されるのはそのごく一部で、むしろ多くの領土が失われたとの見方が広がっている。(翻訳・編集/KT)

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