就労目的で日本入国の留学生が問題化、中国人学生が多く―中国メディア

Record China    2011年1月16日(日) 18時12分

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15日、留学の名目で日本に入国しながら実際には就労を目的としており、就学を放棄している留学生が問題となっている。写真は09年6月、中国遼寧省瀋陽市で行われた日本留学説明会。

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2010年1月15日、留学の名目で日本に入国しながら実際には就労を目的としており、就学を放棄している留学生が問題となっている。中国新聞社が日本の華字紙の報道を引用して伝えた。

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このほど、青森県の青森大学で問題が表面化している。留学生のほとんどは中国人。同学は06年より中国人留学生の受け入れを開始した。中国・北京市と内モンゴル自治区の日本語学校3校と提携し、同学の在学生のうち日本語能力試験で相応の成績を収めた者を対象に受け入れていたが、彼らの大部分が入学後にほとんど授業を受けていない状況となっている。彼らは東京や愛知など県外に在住し、アルバイトに従事しているという。学校側から連絡をしない限り登校せず、入学時に提出した学費支払い能力証明などの書類も偽造のケースが多い。

こうした状況を受け、とくに中国人学生を対象に同学では留学生の就学状況について詳細調査を開始。08〜10年の期間に学籍管理に関する校則に反したとして140人を除籍処分としている。今月中にも、提携先の3校との関係解消を含めた処分と対策を行う見通し。(翻訳・編集/愛玉)

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