2010年の日本車シェア下落、トヨタのリコール問題が影響―中国

Record China    2011年1月20日(木) 13時41分

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19日、日本車の中国市場でのシェアが下落の一途をたどっている。2010年は前年比0.2%減の22.7%。専門家はトヨタのリコール問題が尾を引いていることが主な原因だと指摘している。写真は10年9月、南京モーターショーに出展されたトヨタのレクサス。

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2011年1月19日、日本車の中国市場でのシェアが下落の一途をたどっている。2010年は前年比0.2%減の22.7%。中国の専門家はトヨタのリコール問題が尾を引いていることが主な原因だと指摘している。人民網が伝えた。

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記事によると、10年の中国乗用車市場におけるブランド別シェアで、日本車は10位以内に1モデルも入らなかった。09年はホンダのアコード、トヨタのカローラ、カムリが入っていた。

対照的だったのはドイツ車で4モデルがランクイン。メルセデス・ベンツ、BMW、アウディの売り上げはそれぞれ前年比115%増、同87%増、同43%増と健闘した。上位10モデルの大半は税制優遇措置がとられていた排気量1.6リットル以下の小型車だった。

このほか、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が株式の10%を保有する中国の比亜迪BYD)が2年連続で海外勢を抑え、「F3」が10年の乗用車売り上げ首位を獲得した。

日本勢の苦戦について、シノトラスト国際情報コンサルティング(新華信国際信息諮詢有限公司)の郎学紅(ラン・シュエホン)氏は「トヨタのリコール問題が尾を引いていることが大きな原因。今はまだ調整期間だが、それが終わればシェアはゆっくりと回復に向かう」との見方を示している。(翻訳・編集/NN)

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