Record China 2011年1月28日(金) 14時0分
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26日、サッカーアジア杯の日韓戦について論じた「サッカーアジア杯日韓戦、勝負を分けたのはメンタル面」と題した記事が、中国のブログサイトに掲載された。写真はドーハ。
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2011年1月26日、サッカーアジア杯の日韓戦について論じた「サッカーアジア杯日韓戦、勝負を分けたのはメンタル面」と題した記事が、中国のブログサイト・網易博客に掲載された。以下はその内容。
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韓国DFの黄載元(ファン・ジェウォン)が延長後半の終了間際に同点ゴールを決め、日本対韓国の試合はPK戦にもつれこんだ。この時は歓喜に酔いしれた韓国ファンだったが、本当の勝負はまだ始まったばかりだった。
日本はこれまで、PK戦で何度も苦杯を喫してきた。2007年のアジア杯3位決定戦では韓国に、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会でも強豪パラグアイにPK戦で敗れている。日本はこれで「技術や戦術よりも、まずはPKで確実に決めることが大事だ」と悟った。
今大会では日本代表のPKに微妙な変化が生まれた。延長前半7分での本田圭祐のPK。最後の瞬間だけを見れば、GKが弾いたこぼれ球を細貝萌が押し込んだだけのように見える。だが、もう少し巻き戻して見てみよう。細貝は本田がボールをセットして数歩下がると、自分もペナルティーエリア(PA)から数メートル後退。本田が助走を始めると同時に走り出した。そして、本田がボールを蹴った瞬間、PA内に侵入。GKがボールを弾いた時には、すでに他の選手より何歩も前に出た状態だった。
今回の試合は日本が中3日、韓国が中2日という若干の違いはあるものの、両者の実力は互角だった。勝敗を分けた最大の理由はメンタル面にあったと思う。韓国選手は失敗に敏感だが、日本選手はたとえ試合でミスしてもその後のインタビューなどに冷静に対処することができる。両者の「失敗を乗り越える力」の差は歴然だ。日本選手の方がプレッシャーに強いといえる。
PK戦で韓国はキッカーを務めた3人が連続で失敗した。具滋哲(ク・ジャチョル)と李容来(イ・ヨンレ)はいずれも日本の守護神・川島永嗣にセーブされ、最後の洪正好(ホン・ジョンホ)はプレッシャーに負けたのか、自ら外してしまった。だが、中国選手にも同じことが言える。韓国チームとの試合では常に同じような心理状態に陥っているように見えるのだ。これも中国サッカーの課題の1つだといえるだろう。(翻訳・編集/NN)
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