旧暦大みそか、花火・爆竹でケガした人は26人―北京同仁医院

Record China    2011年2月4日(金) 10時50分

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3日、旧暦の大みそかを迎えた2日、花火や爆竹でケガをして北京市内の病院で治療を受けた人の数は26人に上った。写真は2日、中国各地で打ち上げられた花火。

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2011年2月3日、旧暦の大みそかを迎えた2日、花火や爆竹でケガをして北京市内の病院で治療を受けた人の数は26人に上った。北京晨報が伝えた。

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大みそかの当番医を引き受けた北京同仁医院の眼科では、2日午後11時50分(現地時間、以下同じ)時点で花火や爆竹で目をケガした患者の数が26人に上った。その大半は子どもだった。患者の数が最も多かった時間帯は午後9時45分〜10時15分。

河北省在住の9歳の男の子は爆竹の破片が目に入り、地元の病院では手に負えず北京までやって来た。右目に巻かれた包帯には血がにじんでいる。検査の結果、目に入った異物を取り除くために全身麻酔の手術が必要と診断された。

最も重傷だったのはやはり河北省から来た12歳の男の子。左手は黒く焼け焦げ、左目には包帯が巻かれている。検査の結果、目の中に無数のガラスの破片が入り込んでいることが分かり、緊急手術が必要と診断された。爆竹をガラスの瓶の中に入れて遊んでいたらしい。

中国人にとって春節(旧正月)のお祝いに欠かせないのが花火や爆竹だが、粗悪品も多く流通しており、暴発事故により毎年多くの負傷者や死者が出ている。建物に引火し火災になるケースも多く、2009年2月には違法に打ち上げた花火で中国中央テレビ(CCTV)の新社屋も全焼している。(翻訳・編集/NN)

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