街で物乞いの子どもを見たら写メを投稿して!誘拐被害の子どもを救うサイト開設―中国

Record China    2011年2月9日(水) 6時7分

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7日、中国で誘拐されて物乞いを強いられている子どもを助け出し、親元に帰すことを目的としたマイクロブログが開設され、注目を集めている。写真は「中国一の物乞い村」と呼ばれる甘粛省定西市岷県の小寨郷。

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2011年2月7日、「街で物乞いしている子どもを見かけたら、写メを撮って投稿してください」―。中国で誘拐されて物乞いを強いられている子どもを助け出し、親元に帰すことを目的としたマイクロブログが開設され、注目を集めている。信息時報が伝えた。

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中国の街で見かける物乞いは子連れが多い。子どもを抱え、生活が苦しいと訴えれば同情を買いやすいからだ。しかも、その子どもが身体障害者であれば「同情度数」も倍増するため、誘拐してきた子どもの身体を故意に傷つけて障害者に仕立て上げ、物乞いを強要するケースも少なくない。

こうした子どもたちを救おうと、「物乞いの子どもの写メを撮って救おう」と題されたマイクロブログが1月26日に開設された。ネットユーザーたちの反響も大きく、すでに900枚以上の写真が投稿された。撮影した場所と日時、詳細も記されている。子どもを誘拐された親からの注目度も高く、すでに3人の親が名乗りをあげた。警察も寄せられた情報をもとに確認作業を進めている。

サイトを立ち上げた発起人の1人は「誘拐された子どもだけでなく、貧困などの原因で物乞いをするすべての子どもを救いたいと思っています」と説明する。「14歳以下の子どもに物乞いをさせるのは違法です。経済的に困難でも民政部門に申請すれば、子どもを学校に通わせることは出来るのですから」と話している。(翻訳・編集/NN)

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